≪外資誘致を打診?≫

 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が23日、訪朝しているエジプト通信大手オラスコム・テレコムのナギブ・サウィリス会長と面談した。朝鮮中央通信が24日に報じた。

 サウィリス会長の訪朝は、通信をはじめ北朝鮮のさまざまな分野における同社の投資活動が成果を出していることを受けたもので、金総書記は手厚く歓迎し、サウィリス会長のために晩さん会を開いたと伝えられた。サウィリス会長は金総書記にプレゼントを渡したという。

 サウィリス会長はこれまで2回訪朝しているが、金総書記に会ったと北朝鮮メディアが報じたのはこれが初めて。外資誘致に力を入れている北朝鮮態度の姿勢がうかがえる。

 オラスコムは2008年12月に75%の持分投資で北朝鮮に通信キャリア「高麗リンク」を設立。平壌で携帯電話サービスを開始した。

 一方、の席には、金総書記の実妹、金敬姫(キム・ギョンヒ)政治局員の夫で義弟に当たる張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長(朝鮮労働党行政部長を兼任)が同席したと報じられた。ことし張副委員長の動向が伝えられたのは初めて。

 張副委員長はこれまで金総書記の現地視察などに随行しておらず、さまざまな憶測が飛び交っていた。

(2011年1月25日、聯合ニュース)